コホートとは(意味)

先日、暑い中、東京都渋谷区の宮益坂を歩いていました。

ドトールの横を通ると、目に入ったのが、アイスティーの大きな写真。そのまま数歩歩くと、「アイスティーです」の声。そちらを見ると、いつものコンタクトのアイシティーのビラを手にした人でした。

これは脳生理学的に言うと、おそらく、ドトールのアイスティーの写真を見たことを受けて、「アイスティー」という単語に対応した脳内の活性化状態がまだ一定のレベルを保っている時に、コンタクトのアイシティーという言葉が飛び込んで来て、結び付いたものと思われます。

グーグル検索で、検索する言葉を入れようとすると、その途中で、候補単語が示されますが、これと同じように、ある単語の音声を聞いている途中で、候補単語がいくつか頭に用意される(脳内で一定の活性化状態になる)という説があります。こうした候補単語のグループのことをコホート(cohort = 集団)と言います。

例えば、co (/kou/)と聞こえたら、皆さんなら、どんな候補単語のグループが浮かぶでしょうか?cohortですか。確かに今ならそうかもしれません。普段なら cooperate, cooperation, coworker, coincidence, coed, comedical, cohost などでしょうか。注意したいことは、これは音声ベースであって、綴りベースではないということ、すなわち、このリストには、例えば、come や company や comedy は入りません。

cosign も今浮かびました。他によく使うもの浮かんだ方、教えてください。と書いてから辞書で確認してみました。すると、なんとなんと、ベーシックな単語、coat, cone, coalなどが見つかりました。うーん、やっぱり頭の中は綴りあるいは意味(co=ともに)で整理されているようです。

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