マニとは(意味)
きょうのお題はマニ(マニュ)、意味は「手」です。
タイトルに書いたマニキュア。最近は「ちょっとネイル行ってくるよ」とか言って、この言葉、聞いたり見たりする頻度がガクっと落ちてるなと思います。さすがに若い世代でも女性は知ってると思うけど、若い男性は知らなかったりして。
マニキュアはマニ(手)・キュア(手入れ)で、今の言い方で言えば、ネイルケアとぴったり重なります。
ちなみにペディキュアはぺディ(足)・キュア(手入れ)で、足の爪のお手入れです。
きょうは土曜日なのでちょっと脱線すると、セツモードセミナーのセツ先生は足フェチで部屋には足首から下の両足の写真が写真立て入りで飾ってありました。えーっと、男性の足です。先生によれば、男女にかかわらず、後ろから見てアキレス腱の筋がはっきり見えなくなると、もう美的観点から駄目(?)だそうです。米ドラマの「アグリー・ベティ」(今「アグリー・ぺディ」と言いそうになりました)では、足フェチの会社トップを落とすために、女性幹部が生きた小魚(メダカ?)を入れたバケツに両足を漬けて、足の老廃物や古い皮膚を食べさせてキレイキレイにしていました。
おっと、今日のお題は足でなく手でした。
次はマニュアルです。これは本来「手の」と言う意味で、例えば、英語でマニュアル・レイバーは手仕事とか肉体労働です。日本語でマニュアルと言えば、まずは手引き書。商品の取り扱い説明書だったり、アルバイトの職務説明書だったりします。もう一つの意味は、これもあまり聞かなくなりましたが、マニュアル車(ギアチェンジを手動でするもの)ですね。
次はちょっと前に華々しくメディアに登場した言葉、マニフェスト(政策綱領を明示した宣言文)。マニュスクリプト(原稿)と同様、手で書いて宣言するから「マニ」で始まるんだと思っていたんですが、今回よく調べてみると、マニ(手)・フェスト(打つ)ということで、手で触れられるほど明らか、という意味から派生して、具体的に明らかにした宣言文という意味が生まれたようです。だから不明瞭な政策綱領はマニフェストの名に値しません。
そして最後にマニュファクチャー。これはマニュ(手)・ファクチャー(作る)となるので、手作りかと言えば、そうではなく、製造するという意味です。だから工場で機械で作ってもマニュファクチャーと言います。(機械で焼いたせんべいを手焼きと言ってるのと似てます)。なぜそうなかったは、学校で習った産業革命の歴史を思い出しましょう(ヒントは工場制手工業です)。
PS(おまけ)
今日は音声学会の音声学セミナーでPraatと言うソフトで自分の声を分析する方法を勉強しました。トマティスでは新耳誕生後のプロソディーの練習をしました。
*自動挿入広告を薄くしているため、コメントも薄くなりますが、ご了承ください。
0コメント