ポリとは(意味)
ポリとは(意味)
ポリと言うと、警察官のことだったりしますが、今日のポリはたくさんの意味。モノ(一つ)の反対になります。ポリがたくさんで、ポリ・ポリと参ります。
このブログをやっていると、時々、何が死語で何が生語(?)か分からなくります(この前、ある女性が乳母車と言ったら、若い奥さんたちに「ベビーカー」のことねと笑われたと言ってました)。自分の中では生語なのに、人の中では死語だったり、その逆だったり。そう言えば、年配の方にコウモリと言われて、キョトンとしてたら傘のことだったなんていう話もあります。
おっと、逸れました。ポリ。ポリと言えば、ポリ袋、これは死語になっていないと思いますが、ビニール袋とか、コンビニ袋とか、スーパーの袋とかの方が優勢でしょうか。でも死語ではないので、半死語とか、半死半生語とかだったりして。ちなみに英語では、プラスチック・バッグ。
このポリは、ポリエチレンの略。エタンが2重結合をもつと、エチレン、そのエチレンが2重結合を開いて、手を結び合うと、ポリエチレンと呼ばれます。ペットボトル、ラップなんかに使われてます。
あと、発泡スチロール。これは、スーパーの惣菜のトレイにも使われてますが、ポリスチレン。あとよく使われるが、ポリプロピレン。こういうポリなんとかを総称して、ポリマー(重合体)と言います。
語学の世界だと、ポリグロットはポリ(たくさん)・グロット(舌)で、多言語を操る人です。マルチリンガルという言葉の方がよく目にします。ポリフォニーはポリ(たくさん)・フォニー(音)で多声音楽。
ポリゴン。怪獣の名前のように聞こえますが、ポリ(たくさん)・ゴン(角度)で多角形。三角形、四角形・・・、転じて、多角形を貼りあわせて作った立体(万博のパビリオンみたいなやつ)も指すようです。
今回初めて同根と知ったのが、ポリプまたはポリープ。
英英辞典を引くと、ポリ(たくさん)プ(足)からなり、ポリプはイソギンチャクのような動物、ポリープはカラオケやりすぎて喉にできるやつ。
でもポリープって足はえてましたっけ。
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