Wの発音(針一本)
今日はWの発音。
指切りげんまん、針千本飲ますという言い方ありますが、Wの発音をする時は針一本です。
飲んでくださいということではなく、口が一番すぼんだ時に針一本が辛うじて通るぐらいにしようと言うことです。ただすぼめすぎて、息が通らないと破裂音になって、WOWがPOWになって唾が飛びます。
WIDEがワイド、WITがウィット、WOODがウッド、WETがウエット、WALLがウォールというようにカタカナ語を観察すれば、分りますが、ア段以外はWはウで代用されています。これはなぜかというと、ワ行の「ワ、イ、ウ、エ、オ」が、ワ以外はア行と同じになってしまって、50音の中に、Wイ、Wウ、Wエ、Wオがないからです。
今が挙げた5つの英単語いづれもきっちり発音する時は針一本すぼめを意識する必要がありますが、Wができたかどうか知る一番の方法はWOODを発音することです。
実はWはYの発音とともに「つなぎ音(GLIDE)」と呼ばれていて、音が滑らかに変化するところに特徴があります。もしあなたのWOODがウッドにとどまっていれば、語頭で音の変化がありません。ところが、WウDのように発音ができていれば、Wからウに移る時に音変化があります。
では、ウッドとWウD、両方やってみてましょう。
うまく違いが出たでしょうか。
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