4つの「米語のア」
今日は4つの「米語のア」。
単語例はHAT、HOT、HUT、HURT。
<HATのア>
日本語のエとアの間に舌の調音点があります。 舌を下顎に乗せたまま、口を開きます。
表情、音とも羊にそっくりなので、羊のアと呼んでいます。
<HATのア>
日本語のエとアの間に舌の調音点があります。 舌を下顎に乗せたまま、口を開きます。
表情、音とも羊にそっくりなので、羊のアと呼んでいます。
<HOTのア>
日本語のオとアの間に舌の調音点があります。欠伸の真似をして息を吸い、外気が冷やりと舌の奥に感じるぐらい口を開けます。そのままの口の状態で何も妨げるものなく音を前に出します。
<HUTのア>
これはアメリカ人の「えーっと」にあたる"Um"の音。 これを聞いたことない人には、日本人が「あっ」と小さく驚く時の音。 舌は何もせず、下顎に乗り、口は小さく開いてます。舌のまん中かやや後寄りに調音点があります。音は短く、音程は高めです。
Rです。舌は巻かず、ただ立てます。舌先どこにも触れません。このため、舌は蛇腹のように少し波うち、奥で盛り上がります。舌はポジションキープのため、緊張がありますが、喉は緩めます。唇は半開きでやや丸まり、メガホンのように働きます。前半に音が強く、長く、高い。前半の緊張から後半の弛緩へとつながる。
さらにもう一つ「ア」に分類するなら、あいまい母音(シュワ)があります。たとえば、アバウト(about)のアです。これは何ら構音の準備をせずに、いきなりaBOUTと発音します。
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