2つの「米語のオ」
今日は2つの「米語のオ」。
単語例はCOATとCALL。<米語のオウ>
日本語のオに近い音(ただし舌の位置は高め)から始まる。オがウよりも音が強く、長く、高い。そしてオがウより緊張している。日本語のウよりも舌の位置は低めで終わる。オとウはなめらかにつながる。この音の本質は音の変化そのものにある。
<米語のオー>
日本語のオよりも舌の調音点の位置は、日本語のア寄り。 さらに進んで米語の標準語とされる中西部ではHOTのアと同じ音で発音されることが多い。上のオウと差別化するため、出だしの違いに加えて、後半で、開きを小さくせず(すなわち舌を高くせず)に発音することが重要。言い換えれば、口の奥を開けたまま弱まります。
この2つの音にはミニマルペアがたくさんありますが、例えば、low - law があります。
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