ＣＨの発音（唇メガホン）
今日はＣＨの発音。
Ｎの位置に舌を付けて、息で、その舌を吹き飛ばすとＴの音。声で同じことをやると、Ｄの音。
では、Ｎの位置に舌を付けてＳＨの音で舌を吹き飛ばすと、ＣＨの音になります。
この時、ＳＨの発音の回にやったように、唇は半開きでやや丸まります。
今ここで「唇メガホン」と名付けてみました。
高校生の時に米国人女性の授業を受けた時にＴＶ（テレビ）の発音がティーヴィーだと思ったら、むしろチーヴィーぽく聞こえた思い出があります。この方、セサミストリートのビッグバードのように大きな人だったから、日本人高校生に向かってチビと言ったと一瞬思いましたが、実は息使いが強いのでチーヴィーに聞こえたんです。
だから英語のＴＩがチに近く聞こえると言うことは、英語のＣＨＩはチではいけません。だってそうだと、ＴＩとＣＨＩが近すぎてまぎらわしいです。
そこで大事なのが「唇メガホン」です。これを使って、ＴＩとＣＨＩをしっかり区別しましょう。
もうひとつ大事なことは、チャ、チュ、チョは、「小さなヤ、ユ、ヨ」が付いてますが、ＣＨア、ＣＨウ、ＣＨオの場合は、付きません。
舌をＮの位置に付けて唇をメガホンにしたら、ア、ウ、オの日本語の母音で舌を吹き飛ばしてみましょう。そこに日本語のヤ、ユ、ヨがないことが確認してください。
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