英和辞典のアクセント表示方法:母音か音節か
昨夜は初めて子供に英単語のスペリングを教えた。
単語はAPPLE。音楽の五線譜ならぬ、英語の4線譜?(なつかしいですね~上から3番目の線1本だけ赤線のやつです)のノートの最初のページに「A」のシールを貼ります。そして、その下に活字体と筆記体でAPPLE, an apple, two applesなどと書かせて、リンゴの絵を描かせました。
すごい集中力で、喜々としてやったので驚きました。新しい言葉って、しゃべることだけでなく、書くのも楽しいんだと感心。
で、今日は仕事の帰り、つい足は本屋さんの辞書コーナーに・・・と、その前に語学コーナーでイギリス英語の発音の本を立ち読み。そこで驚いたのが、伏せた手の平の形で母音の舌や口の形を指導すると方法があったこと。私もLやRやSやZの発音の説明の時に手の平や小指を使うんです。
あと、この本で気になったのは、イギリス英語のTの発音の時、「ゆっくり」息を吐くの部分ですが、息のスピードのことでなく、息の持続時間が長いという意味でそう言ってるのだろうと納得。
ところで本題の辞書。子供にそのうち買おうと思いつつ、本屋に行ったのですが、一つチェックしようと思ったこと・・・それは発音記号中のアクセント表示。
自宅で自分が使っているオックスフォードもアメリカン・ヘリテッジもアクセントの来るシラブルが表示してあります。このやり方は、今まで自分が使ってきた英和辞典のやり方・・・アクセントの来る母音を表示する方法・・・と比べて、その母音の前の子音を強く発音することを自然と意識させるので、発音の向上によりつながります。
そこで(重いからか、いつもレジ近くにある)辞書コーナーで、シラブル単位でアクセントを示した英和辞典はないかと、次々に手に取って十冊ぐらい調べたら全部母音でした。そして最後に発音辞典でも有名なロングマンの英和辞典を開いたら。。。うーん、やっぱりだめでした。
今度またもう少し大きな本屋さんで探してみます。もしかしたら印刷コストとか関係あるのでしょうか。
なおピーター・ローチの「英語音声学・音韻論」274ページには7種類の発音記号の対照表が出ています。
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