DGやJの発音(JAZZはヂャズ)
DGやJの発音(JAZZはヂャズ)
JAZZをあえてジャズでなく、ヂャズと書きました。かつてジ行とヂ行は発音が違い、このように書き分けられていたのです。そしてDGやJの発音はヂ行の発音なんです。
「ジャ、ジ、ジュ、ジェ、ジョ」と「ヂャ、ヂ、ヂュ、ヂェ、ヂョ」の発音、舌は「土手(上の前歯の後ろの歯茎)」に触れて破裂しますが、かつては後者のみがそうでした。
ZHの発音の時は舌がこの土手に触れるのはNGでしたが、DGの場合は必要です。すなわち、発音の仕方はCHの発音を有声にすればいいということになります。CHはTの破裂をSHで起こした破擦音でした。ということは、CHを有声にしたDGはDの破裂をZHで起こした破擦音ということになります。
ジャ行とDGの違いは3つ。
1)DGのほうが破裂が激しい。(夏の虫の声のような高周波音が出る)
2)DGのほうが唇メガホン(半開き、やや丸まり)で響きが豊か。
3)DGのほうには日本語のヤ、ユ、ヨの音はない。
DGの発音練習のオススメはフレーズは某FM局名の連呼。
ではご一緒に。“J,J,J,J-WAVE”
素早く、しっかりと高周波音を響かせましょう。
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