What's up! が Sup! になる理由
英語発音中心のブログをココログから ameba ownd に引っ越して再開!です。
イチローがオバマ大統領に会うことになった時、若者っぽく What's up! と声をかけようと思ったけど、あまりにカジュアルで大統領に失礼だからやめておくように言われて思いとどまったと言う話があります。
このWhat's up!をさらにカジュアルにすると、Sup! になります。これは What's の語頭の w、 母音、そして語尾の t まで消えて、最後の s だけが残ったからなんです。英語ではカジュアルな発音で文頭の単語の語頭が消えることがあります。例えば、it was が twas になったり、if you say が f you say になったり、I don't know が don't know になったりです。口の形はある程度作ってるのに発声のタイミングが遅れて発音にならなかった。そんな感じです。聞き取れるようになるには、パターンを覚えるか、だらけた気分で同じように発音するか、でしょうか。。。
まったく英語と来たら、と思ったかもしれません。だけど日本語でも「いらっしゃい」を「らっしゃい」と言ったり、「こんにちは」が「ちは」になったりします。話し手は伝わる限り、楽をしたい、というのはどの言語でも同じようです。
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