アニマとは(意味)
アニマとは(意味)
いきなりですが、反対語を考えれば、言葉ははっきりします。女ってなんだっけって急に忘れた人に男じゃない人だよ、と言ってあげれば、「そっか」って納得します(ミッシー的に不十分かもしれませんが)。
ところで、きょうのお題のアニマルは動物。その意味を知るには、やっぱり反対語を考えてみましょう。はい。反対語はなんでしょうか。1、2、3、4、5秒。
二つ答えた人はすごい。実は答えが二つあります。
植物と人間です。
動物は植物じゃない生き物だよ、と言うと、必ずこう混ぜ返す人がいます。
「じゃあ人間は動物なの。おかしいよ人間が動物だなんて」
ここから分かることは、動物には二つの定義があって、1)植物以外の生き物2)人間以外の動物ということですね。だからクマさんは定義1)でも2)でもいつでも動物ですが、人間は定義1)では動物だけど、2)ではそうでないということになります。
今、ここが何のブログだが、完全に忘れてました。
そうそうアニマルですが、テレビで「アニマルなんとか」という人が出てたりしますが、この場合のアニマルは定義2)の「人間以外の動物」ということです。だから人でなしだぞ、怖いだろう、と言ってることになります。
ここでようやく語源をひも解くと、アニマルは、ラテン語のアニマから来ていて、それはなんと魂という意味なんです。魂が宿っている→生きている→動物という意味の流れのようです。
人のことを万物の霊長(短く「万長」とは言わないか)と言いますが、霊魂の宿っている生き物たちのうちに、動物たちがいて、その動物たちのうちに、人間がいる、というピラミッド構造の尊大な人間観が見えます。ただその上には神がいて、人間は下半分は動物界、上半分は神の世界に所属している引き裂かれた存在という見方もあります。
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