bugとは(意味)
今日はバグ(bug)。
子どものころ昆虫博士と呼ばれていました。そして、初めて親に頼んで買ってもらった本が「ファーブル昆虫記」。
英語で言うと、昆虫は insect、虫は bug という感じでしょうか。日英とも前者の方が後者よりも改まった感じがします。 みみず、うじ虫などは worm です。
いまどき、バグと言ってまず浮かぶのは、やっぱりソフトウエアの誤りのバグ。膨大なソフトにコンマ一つ余計に入ってだけでシステムが止まったりする。虫にたとえたくなる気持ちが分ります。
次に米マスコミで話題なのがスーパーバグ(superbug)。 スーパーマンが超人なら、スーパーバグは超菌と訳したいですが、ほとんどの抗生物質が効かない強いバクテリアのことです。
バグには盗聴器という意味もあります。虫のように小さく、目に着かないところに潜んでいたりします。バギング(bugging)と動詞にすれば、盗聴です。盗聴にはタッピング(tapping)もあります。
顔に向かって虻や蜂や蠅や蚊がぶーんと飛んでくると、うっとしいものですが、bugには動詞でうっとしがらせるという意味もあります。
My daughter has been bugging me to buy a dog.
(娘が犬を買えと言ってうるさいんだ)
そう言えば、夏目漱石が「五月蠅」と書いて「うるさい」と読ませてる下りがどこかにありました。でもどの作品だったか忘れました。
脳味噌にバグが入ったのでなければいいのですが。
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