セレンディピティーとは(意味)
このところ、よく聞くというか、定着した感のあるこの言葉。
英語はserendipity。なぜだか、いつもセレンピディティー(serenpidity)と言いそうになる。でも気を付けてください。言い間違えるたびに、あなたのセレンディピティー・レベルは少しずつ低下するという都市伝説が・・・・・・特にないそうです。
そうそう意味でした。幸運に恵まれる話で、馬だかロバだかに関係のある物語がもとになっていると聞いたので、きっと「わらしべ長者」みたいな話だと思って、ウィキィペディアの英語のserendipityのところ見たらありました。ちなみにセレンディップのもとになったセレンディップは、古いアラビア語やペルシャ語でスリランカを意味するそうです。
「セレンディップの3人の王子」(The Three Princes of Serendip)
1)教育熱心な王様が、かわいい子には旅させよ、とばかりに3人の王子を国外に追いやります。
2)3人は、ロバをなくした商人に、ロバは、片目が不自由で、足が悪く、歯が一本欠け、妊婦を乗せ、蜂蜜とバターを積んでいると言い当てます。
3)ロバを盗んだのはおまえたちだ!と商人に言われて、この地の別の王のところに連れて行かれます。
この英国人は、3人の王子は、偶然と知性によって、探してもいなかったものをいつも見つけるんだ、と知り合いへの手紙で書いており、定義らしくなっています。
さて、次に手元の辞書(オックスフォード)で引いてみると、こうなっていました。
あら、いつの間にか定義から知性が抜け落ちたようです。もちろんセレンディピティ―があるから大丈夫!
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