口の中のハチ公前
少し前に話題になりました。ロンドンでハチ公前交差点と同じスクランブル交差点が導入されると。待つのが得意な英国人なのに。。。
ところで英米人の口の中にもハチ公前交差点はあります。どこでしょう?
答え)上の前歯の付け根のすぐ後ろ。
どうしてですか。
答え)そこに舌を付けるT、D、L、Nを始め、そのすぐ下に舌先が来るS、Z、そしてもうちょっとだけ降りたところで舌先がくるR。子音の大半が行ったり来たりする場所だから。
だからどうなんですか。
答え)だから速く話せるだけでなく、多重子音が溶け合て一体化するんです。例えばTやDがらみだと、TL、LT、TN、NT、TR、DL、LD、DN、ND、DRなんかです。さらにはTS、ST、DZ、ZDの並びもとても素早く言えます。またLがらみだと、LN、NL、SL、LZ。そしてNがらみで残ったものだと、SN、NZ。
では例を。カタカナアルファベット混じり表記は参考。「・」は間です。
DEFINITELY→DEFINTLY デFN・リー(NTLで舌先付いたまま)
COUNTRY→COUNTRY カNチュイー
STREET→STREET Sチュイー」 」は音止めです。
COLDLY→COLDLY コウL・リー(LDLで舌先付いたまま)
SUDDENLY→SUDNLY サ・Nリー(DNLで舌先付いたまま)
ということで結論は、
舌先を意識して、口の中のハチ公前を意識して、ムダな動きをなくして効率よく話せば、「ネイティブへの道」だ。キラっ★
0コメント