TL, DL, TN, DN, TR, DRの発音(溶けて一つに)

上前歯の後ろの歯茎と舌で作る破裂音であるT(またはD)は、後ろにL(またはN)が来ると、TL、DL、TN、DNが溶けて一つになる。米人と同じ発音で音読し、自分の声を聞いておくことが大事。 (カタカナは参考程度に)

まずT(またはD)にL(またはN) が続く場合。音の移行の際、舌先が歯の後ろについたままの状態をキープします。

litTLe リル
midDLe ミル
definiTeLy デフニリー 

setTLe セル

diDNot ディノ
miDNight ミナイ
次にT(またはD)の後ろにMが来るとき。この場合、T(またはD)が破裂する前にMを発音しようとする唇が上下から来て包み込み、T(またはD)の破裂を許しません。
mad aT Myself マダマイセルF
Never leT Myself to  ネヴァレマイセルF
LeT Me.  レミー

とにかくTとDは破裂音ながら普通に破裂しないで、変わったところで開放(側面開放、鼻腔開放)したり、閉鎖のままでで不発に終わったりするので、慣れることが大事。
さらに言うと、DRやTRも一体化して発音されることが多いです。今度、米国人のDREAMやTREEの発音をよーく聞いてください。Rの準備で、DやTの舌のスタート位置がやや後ろになることがポイントです。関連記事「口の中のハチ公前」もぜひどうぞ。


英語発音サクッ!と探検隊

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